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毒が書ける

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井岡瞬さんという作家さん

1ヶ月程前に書店で目にとまり何となく買ったのが

"代償"でした。

読み始めていくと"ウン?"と思ったり"ホ~と思ったりする事が多々ありました。

ヒューマニズム作品なんでしょうけど

いわゆるサスペンスとかそんなくくりではなくミステリーとも違ってて

一言で言えば久々に毒が書ける作家さんだなと思いました。

 

毒と一言で書いてしまいましたが

人間のかかえてる?生まれた時から潜在的にあるもの?

その小さな積み重ねで怪物化したもの?

とにかく内面にある何か?

それを文章にするのが上手な作家さんだなと感じました。

"代償"だけかと思い

デビュー作の"いつか虹の向こうへ"から読み始めて

立て続けに3作品程読んでみました。

やはり最初の頃はソフトですが

どの作品にも共通してるのが人間の中にある何か?

僕は毒と書きましたが

その人間の中にある何かをどの作品にもリフレインされています。

当然後から後から出る作品程それが濃いです。

 

計4作品読みました。

当然4作品もお金を出して買って読んだんですから嫌いではないと思います(笑)

ただ、今度新刊出たらまた読もうと思ってますが

まだ僕ごときが言うのもなんですが

好きな作家さんとまではいきません(ス)

それでも今度は楽しみである事には変わりません。

久しぶりに同じ作家さんの作品を4作連続で読みました。

嫌いなわけないか?(笑)

 

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