東京輪舞
月村了衛さんの新作"東京輪舞"
この方の作品は"土漠の花"以来読むの2作目になります。
東京輪舞は公安物で昭和、平成の代表的な事件をいくつか描いて
それに主人公をあて込み絡ませています。
ノンフィクション?フィクションと読み進めるうちに???と思う場面があります。
けど主人公の歳と共に物語性が増し
やはり小説、フィクションだと思います。
エンタメなので小説なので物語性は必要ですが
最後の方はうん?と思ってしまいました。
ただ最初から読み始め三分の二ぐらいまではペラペラとページ進みました。
中々月村さんの作品書店で手に取る事なかったんですが
本作はある意味"ジャケ買い"に近かったです(笑)
ロッキードにオウムに金正男と読み手をくすぐるような表紙だったので
表紙も本の一部大事ですよネ。
同時に数冊読んでますが
時代的背景があるような作品は
ついつい優先して読んでしまいます。
歳と共に順不同になりがちで整理つかなくて(笑)
なので百田尚樹さんの"日本国紀"あたりは
数冊同時読みしないでその作品だけまず読み進める的な
感じじゃないと頭の中順不同になるかもです。
まァまだ読んでませんが
ただやはり出張での移動時間で読む事多いので
ハードカバー何冊もカバンに入れるのキツイので。
ハードカバーと文庫一冊づつがバランス良いです。
だから一冊はどうしても新作と言うわけにはいかなくなります。
この東京輪舞のような作品はこれ一冊のみ持ち歩くので良いかもです。
さて次は何いこうかと。
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