加賀恭一郎
今月のはじめに空港で時間をつぶすのに本を一冊買った。
特に読みたいマンガもなく小説の新刊コーナーを見ていると
一冊の素敵な表紙の新刊が目に付いた。
"東野圭吾―最新作"
東野さんか、
パラドックス13以来コノ人の作品読んでないなと思い
どうしようか迷いながらも買うことにしました。
迷った理由は"シリーズ物"というところです。
僕あんまシリーズ物好きじゃないので少しためらったわけです。
しかし東野さんの作品はストーリーや展開が続いているわけではなく
登場人物として設定しているだけなので
あんまり関係はないのですが
そして読み始めてみると中々どうして人間の情緒やら切なさやら
秋に読むのにハマりましたね。
今回はその本ではなく2006年に発売された「赤い指」です。
やはり加賀恭一郎シリーズです。
痴呆・同居・孤独・悪魔・クソ餓鬼・父親・母親
現代がかかえている、いつかは誰もが経験する事になるかもしれない
ある家庭の物語です。
一度読んでみて下さい。
何かひっかかります。
実は今月ある一冊がきっかけで東野さんの作品10冊読みました。
今月のブログのタイトルにつかった物も全部読みました。
"ガリレオ"シリーズのような化学的な物ではなくトリック系でもなく
東野さんの特にヒューマニズムを全面に出した物ばかり選んで読みました。
この秋はというよりは10月は東野(読書)の秋だったように思うぐらいでした。
中々人間ドラマ"テンコモリ"でイイですよ。
"加賀恭一郎"以外にもオモシロイのありましたが
後何冊か彼のシリーズ読んでみようと思います。
<シリーズじゃないけどシリーズもイイかも>
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