酔いどれトム

木曜日の夜10時からのTVドラマ"不毛地帯"

山崎豊子さん原作

唐沢寿明さん主役で放送されています。

山崎作品は本当大作が多いのですが

現在公開中の映画渡辺謙さん主役の"沈まぬ太陽"と合わせ

TV・映画と社会派作品を骨太な男達がおりなしていく物語りは

非常に見ごたえがあります。

その"不毛地帯"なんですが僕も毎週DVDに録画して見ています。

ドラマもさる事ながらエンディングで流れるテーマ曲なんですが

懐かしい"しゃがれ声が"聞こえてきます。

ご存知ですか？

酔いどれトム事「トム・ウェイツ」です。

曲名は＜トム・トラバラーツ・ブルース＞です。

し、しぶいです。

ドラマの配役もイイですけど音楽に坂本龍一・トムウェイツときています。

カッコイイです。

酔いどれトム事トムウェイツですが彼に影響うけたミュージシャン役者さんは

数知れずいます。

どちらかといえばアーティストに人気のあるアーティストです。

ローリングストーンズのキース・チャーズ、ロッドスチュワート、イーグルス

日本のアーティストでもSION、福山雅治、オダギリジョー多々出てきます。

彼の音楽は一言では言いにくいんですが

ブルース・ジャズ・カントリー・フォークどれの要素もあります。

語りかけるような一人ごとを言ってるような

独特な歌い方です。

僕はトムウェイツは声をよく言われるんですが

ピアノとのからみが好きです。

ウサギが跳ねるような音をするピアノ

抽象的ですが高音がテンポよく声のまわりをはねてる感じかな？

このアルバム「VSED SONGS 1973-1980]は初期のトムウェイツの曲を集めた

ベストアルバムですが一度聞いて見て下さい。

聞きごたえバッチリです。

これからの季節にもトムの温かい歌声はイイですよ。

もちろん16曲目には"不毛地帯"のエンディング＜トム・トラバラーツ・ブルース＞も聞けます。