FJCプランニングblog

天地明察

天地.jpg

 

何やかんやと読みたい読みたいと思いながら

後回しになっていた本がありました。

「冲方丁」さんの"天地明察"です。

方々で評判も高くミーハーな僕は

アッツ!おさえとかなきゃと思いながら

ついつい読みそびれてましたが

ついに読みました。

 

内容は詳しくは書きませんが一応は時代小説です。

でも人を殺してどうとか剣の達人がどうとか

国取合戦的な事とか

そういう類の事は全然ありません。

舞台は"江戸時代"なんですが

内容はいわゆるベンチャー事業に生涯をかけた

"碁打ちにして数学者:渋川春海"の物語です。

オモシロいんですけどこの「冲方丁」さんという作家さんスゴイなと思います。

"渋川春海"っていう歴学者さんて

授業で習うような歴史の教科書にはほんのわずか

ヘタしたら数ページか何行位しか出てきてないと思うんです。

"渋川春海"って聞いても普通の人は出てこないだろうし

歴オタでもパッとは出てこないと思う。

そんな人の生涯にスポットをあてて長編小説にして

感動を盛り込むんですからスゴイの一言です。

 

お話も今の時代だからなおオモシロイのかもしれません。

つい最近までメッチャ忙しかったので

久しぶりにインクのニオイをかぎながらパラパラ本を読むのは

心が落ち着きます。

やっぱ余裕って必要ですね。

色んな意味でぜひぜひ一度読んでみて下さい

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: 天地明察

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.fjc-co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/300

コメントする

2014年8月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31