どうしてニシンは?
朝のNHK連ドラ"マッサン"
僕は毎日楽しんで観ています。
出張でいなくて観れない時はDVDに録画してためて観ています。
色々と個性的な役者さんが主演2人の脇を固めていますが
中でもやはりスモーキーフレーバーのような独特な香りを出しているのは
住吉の社長、西川きよし師匠
大将こと、堤真一さん
そして後半の味付けとして登場している"熊さん"役の風間杜夫さんですよネ。
今回はその"熊さん"が直面している現状について僕もなぜ?と思っていましたが
納得しました。
僕は普段アニキとかアンチャンと呼ぶ人が3人います。
加賀のアニキと金沢のアンカと内灘のアンチャンです。
そのうちの一人内灘のアンチャンから聞いてなるほどと思いました。
内灘町と僕の住んでいるかほく市は隣町で海沿いの町です。
僕が小さい頃地元の海ではイワシ・アジ・サンマなどは湧く様に取れました。
今では考えられませんがあまり取れすぎるので家畜の肥料にしていたほどです。
カニもそうで今ほど大層にカニ・カニ言うほどの物でもありませんでした。
しかし今は地球温暖化、乱獲保護、環境破壊などなどの理由から
それらの魚もそれら以外の魚も年々取れなくなっています。
漁師さんが高齢で漁を辞めて取り手がなくなっているのも原因ではあります。
しかし"熊さん"の時代昭和の始め頃はそれらの問題にはまだ直面してないはずです。
ではどうしてニシンは?とれなくなってしまったんでしょう?
内灘のアンチャンに聞くと
"ア~ンそんなもん決まっとらいやクジラや
クジラは自分の体の同じ量の「オキアミ」を毎日食うから
他の魚のエサ無くなるしクジラがおる海にはもうこんヨ"
と簡単に言われました。
確かにこの頃から世界はクジラを保護する方向に強く向かって行くんですよネ。
それまで平気でクジラを食べていた日本でもあまりとらなくなったのか?
とれなくなったのか?分かりませんが、クジラって言われれば納得です。
ようやく"熊さん"の悩みが分かったように思えました。
ちなみにこの内灘のアンチャンは
釣り具屋さんです。
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